NETFLIXオリジナル マイケル・ジョーダン: ラストダンスは赤裸々すぎて好きです。

ALL

最初にこの作品の予告を見た時に、ブルズのシリアスな感じのが来たーと鳥肌がたったのを覚えています。しかも、ある程度時間が経ってから、ブルズの黄金期を振り返ってもらうっていうのは、ファンからすると凄く気になる部分が多いし、早く観たくて堪らなかったです。

なので、勢い余ってネタバレになってしまっている部分もあるので、これから観ようと思っている方は、自己判断で是非この記事を読んで頂けると幸いです。

まずは予告編がこちらになります。

NETFLIXを加入したのは、この作品がなかったら登録していなかったといっても過言ではないです。

ではここからは、個人的に思った好きだわ〜ポイントを書いていこうかなと思います。

クラウス氏やラインズドルフ氏など経営陣の視点が新鮮

Embed from Getty Images

写真はブルズ黄金期を支えた当時GMを務めたジェリー・クラウゼ

今までジョーダン、ピッペン、ロッドマンを中心とした華麗なプレーや、ブルズが95-96年シーズンに当時の最多勝である72勝を記録したことなど、表面的な部分だけしか見てこなかったんだなとこの作品を見て思いました。

それと同時に、NBAチームの選手側と経営側のそれぞれの思惑というか、考える事が違う所が凄く面白いなと思いました、正に人間ドラマが凝縮されている感じがこの作品には詰まっているなぁと。

例えば割と早いエピソードで、ピッペン氏の年俸低い問題とかがでてくる。

チームでは殆どの項目でトップ3に入る実力の持ち主にもかかわらず、NBA全体では年俸ランキング100位にも入らないというのは驚いた。

そこには、ピッペン氏が家族を支えたいという思いから長期契約を選択したという話だったり、BULLSのオーナーであるラインズドルフ氏は再交渉はという文字はないという所からも、NBAという華やかな世界の裏側にあるビジネスのリアルな側面を観ながら感じることができる。

良い成績をあげているからといって、黙ってても良い年俸には結びつかないという所がプレイヤーと経営者の関係性が見えて来るのは凄く新鮮でした。

実績と未来を見据えて交渉を行うことは全く別ものなんだなぁと。

Embed from Getty Images

写真はブルズのオーナーであるジェリー・ラインズドルフ

スコット・バレル氏もでてるよ

ラストダンスの魅力の一つに、主力選手以外も出演しているところも好きな点でした。

なんというか、スラムダンクの翔北 対 豊玉戦で相手チームの挑発にのって感情的になった宮城と交代して出場する安田や、山王工業と対戦の時に一瞬出場して汗びっしょりの角田をみてどこかテンションが上がることがある私ですが、その感覚に似ているんですよね。(例えになってなかったら失敬しました)

動画に映っているスコット・バレル氏はシャーロット・ホーネッツ3ポイントコンテストにも出場した事もあるシューターです。

スコット・バレル氏95年の3ポイントコンテンスト出場の様子

この作品ではよくジョーダンとコミュケーションをとっているシーンが結構出てきます。

それがまた、スコット・バレルの人柄の良さが全面にでている感じがして、なんともほっこりするシーンです。

あと思ったのが、個人的に、97年はシーズン終盤に獲得した故ブライアン・ウィリアムス氏がいたり、98年はスコット・バレル氏がいたり、ブルズはちょこちょこ脇役を獲得していますが、それがフィットしているように感じて、97シーズン、98シーズンは脇役にも注目するのも楽しいなぁと思いました。

97シーズンはロバート・パリッシュ氏もいたなぁ、懐かしい。当時43歳って凄すぎる。

トニー・クーコッチのエピソードもあるよ

Embed from Getty Images

ブルズといったらヨーロッパのマジック・ジョンソンと呼ばれたトニー・クーコッチも忘れてはなりません。

ジェリー・クラウス元GMの先見の明は凄いなぁと思ったのですが、

当時からアメリカだけではなくヨーロッパに目を向けていたのは、NBAのグローバル化を見越していたのかもしれません。

この動画のシーンでは最後ピッペン氏がプレーしないというストーリーがあったのは知らなかった、、、

エースとして譲れなかった部分があったのでしょう、、、

そんなトニー・クーコッチのストーリーもドラフト指名前からの話が観れるので勉強になりました。

スニーカー好きにも楽しめる内容がありまっせ

Embed from Getty Images

あるエピソードでは、ジョーダンがNIKEとの契約にまつわるストーリーや、98シーズンの敵地での対ニックス戦でエアジョーダン1を履いた理由など、ジョーダン好きには堪らないエピソードがあるのも魅力でしょう。

マジソンスクエアガーデンとマイケル・ジョーダンってオシャレすぎますよね。

しかも観客の最前列にはスパイク・リーがいたり、全てが絵に書いたようなシーンばかりです。

Michael Jordan’s 42pts Vs. New York Knicks (March 8, 1998)

オリンピックにも関わるエピソードもあるよ

Embed from Getty Images

ジョーダン、ピッペンが招集されたドリームチーム1の金メダル表彰式にジョーダンがなぜ星条旗をジャケットの上から羽織っていた理由がわかるエピソードがあり、オリンピックの商業的な一面にも触れており、ジョーダンはここでもスマートな戦い方をしていた内容には痺れました。

語ると終わらなくなるのでこの辺で終わっときます

もしブルズの学校があるなら、間違いなく教材になっているでしょう。(表現あってるかな?)

この作品は誰もが観てみたかったブルズの内側を見ることができますし、98シーズンを振り返るだけでなく、過去も振り返りながら、ストーリーが進んでいくのであっという間に見終わりますし、何度も見たくなる作品でした。

今回記事にした内容以外にも様々なドラマがあり内容盛り盛りすぎて大満足の作品でした。

やっぱり、この時代のブルズは偉大だなぁと再認識させられたラストダンスでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました